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CEDEC2014 Mayaレポート

CEDEC2014の2日目にあったAutodeskのセッションレポートです。
今回はアーティスト向けの内容は少なく、テクニカルなお話が多かったので、いつもの漫画ではなく文字ベースでのレポートにしました。

CEDEC2014.09.03 13:30~14:30
Autodesk Maya 最新開発環境について

今回のハイライトはこの3つです。
(1)Maya .NET API
(2)FBX Extension SDK
(3)Capture Device開発環境

(1)Maya .NET API
・MEL:コマンド群、スクリプトエンジン
・C++API:Mayaの基本API
・Pythonコマンド:MELコマンドのPython版、スクリプトエンジンはPython
・PythonAPI:C++APIをベースとした、PythonicなAPI

Maya .NET Framework
・ソフトウェア開発環境、実行環境
・非言語依存、各言語のコンパイラは中間言語を出力
・代表的な言語はC#
・共通実行環境で中間言語を実行時にネイティブコードへ
・COM (Compornent Object Model)なWindows APIとの連携
・.NET Frameworkランタイムのインストールが必要
CEDEC2014_01 

Microsoftの.NET Frameworkを組み込んだ新しいプラグイン
開発用のAPI
・C#をサポート
・.NET SDKライブラリを使用できる
・コンパイル(中間)するための実行スピードが速い
・C++APIクラスのプロキシ
・Maya2013ex2からサポート
・Maya2015は.NET Framework4.5をサポート

●C++より優れている点
・C#がモダン 全体的に書きやすい
・GUIが作りやすい WPFに対応(Windous Presentation Foundtion) 
・LE numerable<T>インターフェイスに対応
・コード実行中に動的コンパイルが可能
・C#以外の言語も使用可能
・マネージコードによりメモリの管理が容易
・LINQでデータのクエリ
・他のパイプライン、ソフトウェア、ネットワーク、ツールと連携

●C++より不利な点
・ネイティブコンパイラを通さないためC++コンパイラより若干実行速度は控えめ
・サポートはWindousのみ
・プラグインのアンロードが完全に完了できない(.NETの仕様)

↑リコンパイルの時、一度掴んだ.dllが予約された状態になってしまうそうです。
対応策としては、Mayaを再起動しないといけないとのこと。

JScript
.NETの対応言語に対応している。
・C++で書いたウインドウをメインウインドウにドッキングできる。
・MudboxをMayaのウインドウにドッキングできる。
CEDEC2014_03
↑なお、ドッキングできるウインドウは、Top,bottum,Left,Rightの4つです。 

CEDEC2014_04 

(2)FBX Extension SDK
FBXプラグインの機能拡張をすうことができるSDK(C++)
CEDEC2014_02
・ユーザー定義のカスタムデータをFBXファイルに格納できる
・FBXファイルのインポート/エクスポート時に動作
・コールバック関数内でデータの処理
・Mayaではfbxmaya.mllに対して機能を拡張
・3ds Max,MotionBuilderにも対応
・ユーザー定義のカスタムファイルPhantomフォーマットも開発可能
CEDEC2014_05 
ただし、Maya2015に対応したものはまだリリースされていないので、お待ちください。

(3)Caputure Device開発環境
モーションキャプチャなどの外部デバイスからデータをMayaへ入力するための開発環境
・新しいAPI:MPxTheadedDevice クラス
 Maya DGとは別スレッドのループを提供するプラグインノードを開発可能
 Maya2013からサポート
・従来タイプのMotion Capture API(libmocap.lib)よりも開発が容易
 Motion Capture APIはサーバーアプリケーションに組み込み、Mayaとネットワークソケットで通信させる仕組み(シリアル通信にも対応)

Kinectからのモーションキャプチャーがより簡単になりました。リップシンクもできるようです!

というわけで、今回は新しい開発環境に焦点を当てたセッションでした。
テクニカルアーティストにとっては、よりカスタマイズしやすくなってきた感じですね。
私としては、プログラムを書けないアーティストでも、簡単なスクリプトを組めるノードベースのソリューションがあるとといいなあと思うのですが、今後に期待したいですね。

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